ピンクトルマリン
バッシュを履きながら話をする益岡先生。
横には谷川先生が座っている。
「先輩らが引退したからお前らは一番上になるんだ。気合い入れてけよ」
ギョロっとした目はいつも下をうつむいていて
あまりあたしたちを見ない。
「じゃあ、それだけ」
相変わらず、そっけない言葉で解散させた。
益岡先生はバスケが上手い訳じゃない。
教え方が上手かったんだ。
そんな訳で谷川先生より信頼していた。
谷川先生は初心者だし。
メニューのポイントを一つ一つ丁寧に教えてくれる益岡先生は
あたしの中で「知ってる人」から「信頼できる先生」に変わっていった。
「「ありがとうございました さようなら」」
部活の終わりに言うお礼を言った。
職員室に入りかけた益岡先生に
「先生ーー!!」
明日香と幸が走って先生のとこに行く。
横には谷川先生が座っている。
「先輩らが引退したからお前らは一番上になるんだ。気合い入れてけよ」
ギョロっとした目はいつも下をうつむいていて
あまりあたしたちを見ない。
「じゃあ、それだけ」
相変わらず、そっけない言葉で解散させた。
益岡先生はバスケが上手い訳じゃない。
教え方が上手かったんだ。
そんな訳で谷川先生より信頼していた。
谷川先生は初心者だし。
メニューのポイントを一つ一つ丁寧に教えてくれる益岡先生は
あたしの中で「知ってる人」から「信頼できる先生」に変わっていった。
「「ありがとうございました さようなら」」
部活の終わりに言うお礼を言った。
職員室に入りかけた益岡先生に
「先生ーー!!」
明日香と幸が走って先生のとこに行く。