ピンクトルマリン
真夏の出来事
夏休みが始まった。
これからは毎日先生が来る。嬉しい。
…嬉しいって言うのは、別に
好きだからとかじゃなくて…
あ、そう。練習で教えてもらえるから!
だから嬉しいんだ。
「おはよう」
「おはよう」
先輩たちより30分早く来て、ぞうきんがけ。
みんなに挨拶しながら部室に入る。
あたしたちは三年生の先輩たちが引退してから自分の棚を与えられた。
と言ってもそんなに置くものはないんだけど。
棚に置いてあるぞうきんをつかんで体育館に走った。
じわじわと太陽が照りつけて、汗がにじむ。
「あつーい」
額をぬぐうと汗が手についた。
あたしは体育館に入る。
体育館の方が暑くてムッとした空気。
あたしは適当に体育館に腰をおろすと体育館シューズを出し、履いた。
「まだ体育館シューズ履いてんのか?」
ちょっとバカにしたような声が上からふってきた。
あたしは誰かすぐにわかった。
「何か悪いですか?」
これからは毎日先生が来る。嬉しい。
…嬉しいって言うのは、別に
好きだからとかじゃなくて…
あ、そう。練習で教えてもらえるから!
だから嬉しいんだ。
「おはよう」
「おはよう」
先輩たちより30分早く来て、ぞうきんがけ。
みんなに挨拶しながら部室に入る。
あたしたちは三年生の先輩たちが引退してから自分の棚を与えられた。
と言ってもそんなに置くものはないんだけど。
棚に置いてあるぞうきんをつかんで体育館に走った。
じわじわと太陽が照りつけて、汗がにじむ。
「あつーい」
額をぬぐうと汗が手についた。
あたしは体育館に入る。
体育館の方が暑くてムッとした空気。
あたしは適当に体育館に腰をおろすと体育館シューズを出し、履いた。
「まだ体育館シューズ履いてんのか?」
ちょっとバカにしたような声が上からふってきた。
あたしは誰かすぐにわかった。
「何か悪いですか?」