ピンクトルマリン
いつしか夏休みも終わりに近づき
チームメイトとは大体の子と話せるようになる。
大体みんなの実力もわかってきて
誰が下手で誰が上手いかもわかってた。
菜知香と楓は元から上手くて副キャプテンとキャプテンになれる
なんて噂もされるようになって。
あたしはそんな話を耳にしながら
いつかみんなを抜こうと考えていた。
そんな夏休みも終わりに近づいたある日────
「真奈美」
誰かに話しかけられて、あたしは振り返る。
振り向いた先にいた人は楓だった。
「今日一緒にペアしよ?」
いつも2人組を作って練習している為
みんな練習前に2人組の相手を探していた。
もちろん、決まっていた人もいたんだけど。
チームメイトとは大体の子と話せるようになる。
大体みんなの実力もわかってきて
誰が下手で誰が上手いかもわかってた。
菜知香と楓は元から上手くて副キャプテンとキャプテンになれる
なんて噂もされるようになって。
あたしはそんな話を耳にしながら
いつかみんなを抜こうと考えていた。
そんな夏休みも終わりに近づいたある日────
「真奈美」
誰かに話しかけられて、あたしは振り返る。
振り向いた先にいた人は楓だった。
「今日一緒にペアしよ?」
いつも2人組を作って練習している為
みんな練習前に2人組の相手を探していた。
もちろん、決まっていた人もいたんだけど。