相思相愛・夫婦の日常~カケ♡サト編~
早々に着替えて、女子更衣室の前で里海が出てくるのを待つ。

里海はどんな水着姿なのだろう。

初めて見る水着姿。
(きっと、可愛いんだろうなぁー)

翔琉は、色々想像しながら微笑んでいた。


「あれ~?翔琉?」
「ほんとだ、翔琉だ!」

「え?
あ!幸生、雷武も」

「何してんの?」

「見ての通り、遊びに来た。
てか、向こうに行ってよ」
(サトちゃんに会わせたくないし…)

「なんでそんなこと言うんだよ!」
「せっかくだから、一緒に━━━━━あ!
もしかして!嫁さん来てるとか?」

「━━━━━は?」

「何、その微妙な間(笑)」
「フフ…分かりやすっ!!(笑)」

そこへ「カケくん!!」と、呼び声が聞こえてきてパタパタと里海が駆け寄ってきた。

そして翔琉の手をキュッと握りしめた。

「サトちゃん?どうしたの?」

「声、かけられて……」

「は?ナンパ?」

「ん。かな?」

「大丈夫?」

「うん、もうカケくんから離れないから!」

「うん、僕も離さない!」


「わぁ…/////可愛い/////」
「実物、半端ねぇ…/////」
幸生と雷武が見惚れていた。

「ん?こちらは?お友達?」

「ん?
…………さぁ?知らなーい!」

「「………って、おい!!」」

「俺、土田(つちだ) 幸生です!」
「俺は、白崎(しろざき) 雷武。
翔琉とは、高校ん時のダチっす!」

「そうなんですね!
初めまして!私は、妻の里海です!」

「里海ちゃんか!」
「俺達のことも、よろしくね!」

「はい!
二人にも蛇、いるんですね!」

「「え?」」
幸生は太もも、雷武は腕に蛇がいた。

「カケくんとお揃いなんだ?」
「うん。
ほら、僕高校生の時、その…悪かったから……
その時に一緒に入れたんだよ?」
「そっかぁ!」


そして幸生と雷武も勝手についてきて、四人で遊ぶことになった。

「あ、ねぇ、カケくん」
「ん?」

「どう?水着!」

「「「可愛い!!」」」

「え?あ…/////土田くんや白崎くんまで////
ありがとう!」

「でもサトちゃん」
「ん?」

「可愛すぎ!!
絶対、僕から離れちゃダメだよ!」
「うん」

「なんでそんな可愛いの?
サトちゃんが可愛すぎるから、僕気が気じゃないんだからね!」
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