相思相愛・夫婦の日常~カケ♡サト編~
「━━━━サトちゃん、お腹痛いの?」
あれからキスを何度かして、ベッドに入った二人。
翔琉の腕枕で横になっている里海が、無意識なのかずっと腹をさすっていた。
「え?ううん」
「でもサトちゃん、ずっとさすってるよ?」
「そう?
でも、痛くないよ。
それより、カケくん。ギュッてして?
ギューって!
ちょっと苦しいやつ」
「ん。ギューーー!!
…………なっちゃって(笑)」
「フフ…安心する……!」
「フフ…じゃあ、このまま寝る?
ギューってして、頭撫でててあげる」
「うん…お願い…!」
この日から、里海の様子がおかしくなった。
何をしててもどこか上の空で、かといって聞いても“何もない”としか言わない。
無理矢理聞くのも違う気がして、翔琉は心配な日々を過ごしていた。
そんなある日。
ランチ中の里海。
翔琉とメッセージのやり取りをしながら、弁当を食べている。
【今日は、ハンバーグ食べたいなぁ~】
【わかった!
でも玉子、ない…(T_T)】
【だったら僕が買って帰るね!】
【よろしく!】
【サトちゃん、いつもありがとう!】
フフ…と笑って返信しようとすると、パッと画面が変わり“ののえ”と出てきた。
「あ…」
里海は席を外し、電話に出た。
「もしもし?」
『里海?ごめんね!今、大丈夫?』
「うん。
もしかして、凌央くんのこと?」
『うん。
もう、しつこくて……』
「やっぱり、一度会った方がいいよね…」
『ごめんね。
でも、私も一緒に会うから!
絶対、二人では会わせない!』
「わかった!
じゃあ今日、仕事終わりに」
通話を切って、すぐに翔琉に電話をかけた。
『もしもし!?サトちゃん!?
良かったぁー、急に連絡が途切れたから心配してたんだ!』
「カケくん!ごめん!」
『ん?』
「今日、仕事終わりに友達に会うことになったの」
『え?』
「だから、夕御飯別々にさせて?」
『友達って誰?』
「高校生の時の友達で、野々井 華江ちゃんって子。
ちょっと……トラブルがあって…」
『あー、最近よく連絡してる“ののえ”って子?』
あれからキスを何度かして、ベッドに入った二人。
翔琉の腕枕で横になっている里海が、無意識なのかずっと腹をさすっていた。
「え?ううん」
「でもサトちゃん、ずっとさすってるよ?」
「そう?
でも、痛くないよ。
それより、カケくん。ギュッてして?
ギューって!
ちょっと苦しいやつ」
「ん。ギューーー!!
…………なっちゃって(笑)」
「フフ…安心する……!」
「フフ…じゃあ、このまま寝る?
ギューってして、頭撫でててあげる」
「うん…お願い…!」
この日から、里海の様子がおかしくなった。
何をしててもどこか上の空で、かといって聞いても“何もない”としか言わない。
無理矢理聞くのも違う気がして、翔琉は心配な日々を過ごしていた。
そんなある日。
ランチ中の里海。
翔琉とメッセージのやり取りをしながら、弁当を食べている。
【今日は、ハンバーグ食べたいなぁ~】
【わかった!
でも玉子、ない…(T_T)】
【だったら僕が買って帰るね!】
【よろしく!】
【サトちゃん、いつもありがとう!】
フフ…と笑って返信しようとすると、パッと画面が変わり“ののえ”と出てきた。
「あ…」
里海は席を外し、電話に出た。
「もしもし?」
『里海?ごめんね!今、大丈夫?』
「うん。
もしかして、凌央くんのこと?」
『うん。
もう、しつこくて……』
「やっぱり、一度会った方がいいよね…」
『ごめんね。
でも、私も一緒に会うから!
絶対、二人では会わせない!』
「わかった!
じゃあ今日、仕事終わりに」
通話を切って、すぐに翔琉に電話をかけた。
『もしもし!?サトちゃん!?
良かったぁー、急に連絡が途切れたから心配してたんだ!』
「カケくん!ごめん!」
『ん?』
「今日、仕事終わりに友達に会うことになったの」
『え?』
「だから、夕御飯別々にさせて?」
『友達って誰?』
「高校生の時の友達で、野々井 華江ちゃんって子。
ちょっと……トラブルがあって…」
『あー、最近よく連絡してる“ののえ”って子?』