相思相愛・夫婦の日常~カケ♡サト編~
翔琉と里海のデートは暑さを増長させる
ある日の休日。
季節は秋だが、まだまだ暑い日が続いている。
佐越と渡里がデートをしていた。
朝から映画を見た二人。
デパート内にある映画館を出て、ランチをしようとエレベーターに向かう。
二人は翔琉と里海のアドバイスのおかげで、今は婚約して順調に交際を続けている。
エレベーターに乗り、目的の階であるレストラン街に着く。
「何、食べる?」
渡里が佐越を見上げると、佐越は全く別の方を向いて何かに見入っていた。
「ん?どうしたの?」
佐越の視線を辿る。
「あ……」
(なっちゃんと旦那だ……)
翔琉と里海もランチに来ていて、案内表を仲良く見ていた。
「━━━━カケくん、どうする?」
「サトちゃんが決めなよ。
僕は外食に関して、全く興味ないもん」
「うーん…とりあえず、オムライスとパスタは却下ね!
お互いに、お互いが作ったのが一番好きだから!」
「うん!」
「うーん…うーん…
回転寿司かな?
いや…もんじゃ焼きも捨てがたい…
待って、定食って手も……」
唸るように悩んでいる里海を、うっとりとして見つめている翔琉。
そしてその二人を、興味津々に見つめている佐越と渡里。
「なんか、気になるからしばらくついてていい?(笑)」
佐越が面白そうに言う。
「悪趣味ね(笑)
………まぁ…悪くないけど…(笑)」
渡里も、クスクス笑いながら言った。
しばらく唸っていた里海が、翔琉を見上げる。
「カケくん、もんじゃにする!」
「ん。いいよ!
ちなみに里海さん、決め手はなんですか?(笑)」
「フフ…
それはもちろん、苺ですよ!翔琉さん(笑)」
「フフ…やっぱり!(笑)」
クスクス笑い合い、とても楽しそうだ。
翔琉達が行こうとしているもんじゃ店は、デザートも美味しいと有名な店。
しかも、パフェが人気なのだ。
「確か、ミニストロベリーパフェがあったはず。
ミニだから、食べやすいし!」
微笑み合って、翔琉と里海はもんじゃ店に向かった。
佐越と渡里も少し距離を置いてついていく。
休日のランチタイム。
客が多く、何処も満席だ。
名前を書いて、店の前で待っている翔琉と里海。
まるでそこに二人しか存在してないかのように見つめ合って、微笑み合っている。
佐越と渡里が、同じもんじゃ店に名前を書きに来たことも気付いていない。
見ている佐越と渡里の方が、恥ずかしくなっていた。
季節は秋だが、まだまだ暑い日が続いている。
佐越と渡里がデートをしていた。
朝から映画を見た二人。
デパート内にある映画館を出て、ランチをしようとエレベーターに向かう。
二人は翔琉と里海のアドバイスのおかげで、今は婚約して順調に交際を続けている。
エレベーターに乗り、目的の階であるレストラン街に着く。
「何、食べる?」
渡里が佐越を見上げると、佐越は全く別の方を向いて何かに見入っていた。
「ん?どうしたの?」
佐越の視線を辿る。
「あ……」
(なっちゃんと旦那だ……)
翔琉と里海もランチに来ていて、案内表を仲良く見ていた。
「━━━━カケくん、どうする?」
「サトちゃんが決めなよ。
僕は外食に関して、全く興味ないもん」
「うーん…とりあえず、オムライスとパスタは却下ね!
お互いに、お互いが作ったのが一番好きだから!」
「うん!」
「うーん…うーん…
回転寿司かな?
いや…もんじゃ焼きも捨てがたい…
待って、定食って手も……」
唸るように悩んでいる里海を、うっとりとして見つめている翔琉。
そしてその二人を、興味津々に見つめている佐越と渡里。
「なんか、気になるからしばらくついてていい?(笑)」
佐越が面白そうに言う。
「悪趣味ね(笑)
………まぁ…悪くないけど…(笑)」
渡里も、クスクス笑いながら言った。
しばらく唸っていた里海が、翔琉を見上げる。
「カケくん、もんじゃにする!」
「ん。いいよ!
ちなみに里海さん、決め手はなんですか?(笑)」
「フフ…
それはもちろん、苺ですよ!翔琉さん(笑)」
「フフ…やっぱり!(笑)」
クスクス笑い合い、とても楽しそうだ。
翔琉達が行こうとしているもんじゃ店は、デザートも美味しいと有名な店。
しかも、パフェが人気なのだ。
「確か、ミニストロベリーパフェがあったはず。
ミニだから、食べやすいし!」
微笑み合って、翔琉と里海はもんじゃ店に向かった。
佐越と渡里も少し距離を置いてついていく。
休日のランチタイム。
客が多く、何処も満席だ。
名前を書いて、店の前で待っている翔琉と里海。
まるでそこに二人しか存在してないかのように見つめ合って、微笑み合っている。
佐越と渡里が、同じもんじゃ店に名前を書きに来たことも気付いていない。
見ている佐越と渡里の方が、恥ずかしくなっていた。