うちのクラスの吉田くん!
「……よっしー。さっきのってさ、二次部の“部室”の場所報告なんじゃないの??」
俺がそう聞くと、吉田は『ギクッ』という効果音が付きそうなほどビクリと震えてから、
「このことは、誰にも言ってはならん……」
と震える声で言い残し早足で去っていったのだった。
次の日の放課後。
早めに教室を出た俺は、吉田がしていたような神妙な面持ちで場所を連絡するウエノ先輩を発見。
俺はすぐに、聞こえた場所の部室に駆け込んだ。
「ハマ先輩!部室の場所の連絡、文章だけでいいんで俺にも下さいっっ!!毎回毎回よっしーに連絡してそれを俺になんて、回りくどすぎます!!」
こうして俺は連絡アプリで場所の連絡をもらえることに。
……こんなことなら、もっと早くそうするべきだった。
しかし二次部の連絡“グループ”にまで入れられたのは、もう完全に“仲間扱い”されている証だろう。
これはもう絶対に、うちの部活のテガ部長にはバレてはいけないと俺は思った。
それにしてもなんで部員全員が、わざわざ真剣な表情で通話連絡をしているのか……
俺がそう聞くと、吉田は『ギクッ』という効果音が付きそうなほどビクリと震えてから、
「このことは、誰にも言ってはならん……」
と震える声で言い残し早足で去っていったのだった。
次の日の放課後。
早めに教室を出た俺は、吉田がしていたような神妙な面持ちで場所を連絡するウエノ先輩を発見。
俺はすぐに、聞こえた場所の部室に駆け込んだ。
「ハマ先輩!部室の場所の連絡、文章だけでいいんで俺にも下さいっっ!!毎回毎回よっしーに連絡してそれを俺になんて、回りくどすぎます!!」
こうして俺は連絡アプリで場所の連絡をもらえることに。
……こんなことなら、もっと早くそうするべきだった。
しかし二次部の連絡“グループ”にまで入れられたのは、もう完全に“仲間扱い”されている証だろう。
これはもう絶対に、うちの部活のテガ部長にはバレてはいけないと俺は思った。
それにしてもなんで部員全員が、わざわざ真剣な表情で通話連絡をしているのか……