兄妹!?




時計を見るともう昼すぎだった


「家にそのまま帰ろうと思ったけどもう父さんたち帰れる時間だから迎えに行こうか」


「うん」


「お前どうした、でれでれじゃん笑」

「うるせえ」


少し照れてそう言うはやくん


「あ、じゃあ私ママ連れてくる」


「1階の受付前に集合ね」


「うん!」






ママ見つけた、

仕事中かな、まだスクラブ着てる

仕事着のママかっこいいな


「ん!絃音じゃん!もう仕事終わったから着替えたらすぐ行く!」


かわいい、



待ってたらすぐに来た


「おまたせ!このお菓子あげる、休憩でね、売店で買ったんだけど、おいしかったから絃音にも食べさせたくて!」


「ありがとう!じゃあこの前愛美にもらったお菓子あげるね」


おいしいチョコ、愛美はママがチョコすきなの知ってるからいつも2つくれる


「やった!もう絃音と愛美ちゃんだいすき!」


話しながら歩いてたら1階に着いた


「ここではやくんと待ち合わせしてるの」



「颯くんともう仲良くなったのね!嬉しい」





「絃音」


「写真よりイケメンね!絃音と仲良くしてくれて嬉しいわ」


「お母さん」


「ママって呼んで」


「ママ、よろしく」


微笑んで抱きつくママ


「絃音ちゃんだよね」

「うん、パパって呼んでいい?絃音でいいよ」


「もちろんだよ、宜しくね、絃音」


ぎゅーしたけどパパ身長たかい、

はやくんに似てすごくかっこいいパパ


「彩葉に似てかわいいね、モデルさんになれそうだ」


そういえばスカウトされたことあるなー、


「絃音は何回かスカウトされてるのよ」


同じこと思ってる笑


「そうなのか!まあこれだけ可愛ければな、悪い子に捕まらないように、颯、しっかり守ってやれよ」


「もちろん」




「じゃあお腹も空いたしランチ行きましょ」


「そうしよう」


「あ、その前に役所行かなきゃ」

「もちろん持ってきてるよ、婚姻届と色んな書類」



ママとパパの指には結婚指輪がつけられていた



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