兄妹!?
「妹さんだよね、しばらく付いててあげてくれる?」
「もちろんです」
「飛優くんもいっしょによろしく」
「はい」
専攻科の先生がそういう
「あとは私らに任せて」
先輩がそう言ってグーサインした
「ありがとな」
そういえば京谷先生は
「あなたもよろしくね」
「はい」
先生に京谷先生も言われてた
校舎に入ってソファに座ると私が膝枕をするような形ではやくんは寝た
「なんとなく、察してたけど颯、感覚過敏っぽいよね」
飛優くんが呟く
話してなかったんだ。
私から話すのは違うよね
「そうなんだね、」
「慣れてる感じだったけど、初めてじゃないの?」
完全に初めて
どうすればいいのかわかんないしちょっと焦った
「いや、もう完全に初めて」