兄妹!?
走って職員室に行く
私は低血圧のせいで少し走るだけでも疲労がすごい、動悸と息切れが長く続く
でも今は先輩が最優先
ってか私も先生に言ってないわ笑
コンコンコン
「失礼します、2年看護科 泉 絃音です。」
「あれ、泉さんどうしたの」
「専攻科の先生いらっしゃいますか」
担任の先生が来てくれた
「山下先生ー」
「はいー」
「飛優先輩が、喘息で、保健室に」
すごい息切れ、
伝わったかな
「あらあら、行くわ」
「俺も行こうか」
伝わったっぽい
保健室まで走って先生について行く
ガラッ
「飛優くん大丈夫そう?」
「いけ、ます...なんで、兜くん...」
「飛優ちょっと近づくよ」
担任の先生は元々飛優先輩のクラスを3年間持ってたらしい
「喘鳴すごいな、吸入器は」
「ない、ッ」
「回数なくなった?」
飛優先輩が頷く
「病院直行かなー」
すごい嫌そうな顔
ちょっと私もきつくなってきた
聞こえないようにできるだけ音無くしてるけど息切れすごいし動悸が、
邪魔にならないはしっこに歩いて立つ
座るの申し訳ない
山下先生が対応してる
私に気づいた担任の先生が歩いて近寄ってくる
「絃音さんはどうしたん」
「ちょっと体調不良で、」
「手かしてね」
脈をとる先生
「早いね、呼吸も早いし」
「さっき走ったから」
「ベッド寝ようか」
とりあえずベッドに座る
保健室で先生が書いてたメモを手に取る担任の先生
そこには血圧と体重、BMI、診断名、薬が書かれている
すっっごい個人情報!!
「血圧低いね、じゃあ今つらいでしょ、」
「慣れてるんで」
「まー寝てゆっくり休んで、」
少し肩を押して寝かせてくれる先生
「資料書いてもらわないと、...あっ、ここにある」
保健室に置いてるんだ
「じゃあこれ書いてきてね」
「はい」
もうそろそろ体調戻ってきた
担任がメモをガン見してる
「倒れた?」
あー、
そういうことにしたんだっけ
「椅座位から立位になったときに目眩がしたみたい」
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