あのメガネアイドルは…。

彼女の存在とは


真白織(ましろおり)


色素の薄い髪は鎖骨の下まである。

目頭よりも高い位置にある目尻が印象的なつり目。

ツンっとした鼻にシャープな顎。


猫顔。



危なっかしくて儚い、ミステリアスな雰囲気。

それはまさに猫のようで放って置けない。

異性同性関係なく、人気で彼女に話しかけてくる人は多い。



真白には"自分が居なきゃ"なんて勝手に思い込んでは、彼女を常に気にしている自分に満足しているだけ。


真白がそれを望んでいたならば、嘘と欲で仮面をつくれたのだか、残念ながら真白は自分を気にかける人なんて求めていない。


そんな人達は反対に真白のクールな一面から目を逸らして、自尊心を傷つけないように自分を守るように真白を利用する。


○例

躓いた真白。

女子「真白ちゃん、大丈夫?」

真白「これくらい大丈夫だよ?転けたわけじゃないし、そんなに心配しな…」

女子「もう、本当に危なっかしいから、目が離せないよ。笑」

真白「…うん、ごめんごめん。笑」




実際の猫のように気まぐれでいられないから、必死に笑顔を作って真白自身も気付かないふり。
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