あのメガネアイドルは…。
ひまわり
羽村「ありがとうございます!」
羽村はおじさんの目の前まで走って行って、頭を下げてお礼を伝えた。
それにはさすがに引き気味で引き攣った笑顔のおじさん。
兎にも角にも、2人は無事にひまわり畑にやってきた。
アーチをくぐり、綺麗な緑の芝が左右に広がる道を歩いて行くと…。
羽村「真白!ひまわり!」
真白「わぁ」
一面に広がる黄色いひまわり。
真白「羽村くん見て!
このひまわり私と同じくらいの背!」
隣にいた真白が走り出して一本のひまわりに駆け寄る。
その姿だけで羽村は胸がキュンとしていた。
こんなにはしゃいでいる真白は見たことがなかったから。
羽村(やばい、真白ちゃん、可愛すぎる)