あのメガネアイドルは…。
必要
羽村「ねぇ、俺って馬鹿みたい
蒼ちゃ、蒼井先生の言う通り味方だって勘違いしてた」
左目から涙が溢れ出す羽村。
真白は羽村の隣に座った。
羽村はコンビニの駐車場を見つめていて、目は合わない。
羽村「俺はやっぱり、あの学校ではこど」
真白は羽村が言うことが予測できた。
"孤独"
そして、怒った表情をした。
真白「私を忘れないでよ。
私は味方とかそんな次元じゃない。
私は羽村くんがいなきゃ絶対だめ。
羽村くんがいなきゃ私は私でいられない羽村くんが必要。
私も羽村くんが必要って思うような存在になりたいから」
下瞼に涙が溜まった真白。
そんな真白を見た羽村は、真白の方へそっと寄りかかった。
羽村「ごめん、既にもう真白なしでは無理だよ
俺。」