君の記憶の中の僕、 僕の記憶の中の愛
付き合い始めてすぐの頃にお互いの両親には挨拶していたし、交際してる時も月に一度はご飯行ったりしてニ年目の頃には双方の家族で集まったりしていた事もあって、プロポーズした二ヶ月後には籍を入れた。
新居も双方の家の中間の場所にすぐに見つかり、籍を入れてから一ヶ月後 新生活も始まった。
引っ越しを午前中に終えた僕らは、新生活に伴う食器や雑貨や生活用品を一緒に買いに行った。
そしてそこで見つけたのがお揃いのキーホルダーだった。
新居の鍵につけるためのキーホルダーが欲しいと彼女が言ったからだ。
その雑貨屋さんで見つけたのは、黒猫と白猫のキーホルダーだった。
僕が黒猫で彼女が白猫つけて、彼女は嬉しそうに僕の目の前でキーホルダーを揺らした。
あの時買ったキーホルダーに間違いない。
見間違えるわけがないんだ、猫が伸びしたような形のキーホルダーだった。
あの店で買ったキーホルダー、今まで彼女に付き合わされて、いろいろな雑貨屋さんに行ったけれど、同じとしてあの形のキーホルダーを見たことがない。
それに大事な新生活の場所になる二人の二人だけの鍵の為に探したキーホルダーだ。
僕だって今でも持っている。
捨てることなんて出来なかった物だ。
今でも玄関脇にある下駄箱の上に置かれたキーホルダー。
それを何故 彼女が持ってる?
いや、持っていたとして、こんな雨の中で探すか?
しかも、見つけた時あんな顔で・・。
僕は少し泣きそうになった。
そして、その真意を知りたくてたまらくなった。
新居も双方の家の中間の場所にすぐに見つかり、籍を入れてから一ヶ月後 新生活も始まった。
引っ越しを午前中に終えた僕らは、新生活に伴う食器や雑貨や生活用品を一緒に買いに行った。
そしてそこで見つけたのがお揃いのキーホルダーだった。
新居の鍵につけるためのキーホルダーが欲しいと彼女が言ったからだ。
その雑貨屋さんで見つけたのは、黒猫と白猫のキーホルダーだった。
僕が黒猫で彼女が白猫つけて、彼女は嬉しそうに僕の目の前でキーホルダーを揺らした。
あの時買ったキーホルダーに間違いない。
見間違えるわけがないんだ、猫が伸びしたような形のキーホルダーだった。
あの店で買ったキーホルダー、今まで彼女に付き合わされて、いろいろな雑貨屋さんに行ったけれど、同じとしてあの形のキーホルダーを見たことがない。
それに大事な新生活の場所になる二人の二人だけの鍵の為に探したキーホルダーだ。
僕だって今でも持っている。
捨てることなんて出来なかった物だ。
今でも玄関脇にある下駄箱の上に置かれたキーホルダー。
それを何故 彼女が持ってる?
いや、持っていたとして、こんな雨の中で探すか?
しかも、見つけた時あんな顔で・・。
僕は少し泣きそうになった。
そして、その真意を知りたくてたまらくなった。