理想を描く世界で君と
里香は終始嬉しそうにニコニコしている。

それを見ていると大事な問題を思い出した。

「あっ…!」

「何どした」

「ねえ里香、私、服ない…」

「買いに行こ!私が選んであげる!!今週末空いてる?」

「空いてるけど、いいの?」

「全然!というか、選びたい!じゃあ決まりね」

「ありがと里香」

もうすでに里香はそのモードに入っているようで、日向は可愛い系だからこういうのがいいかなぁいやこっちかなぁ、なんて1人でぶつぶつ言ってる。
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