理想を描く世界で君と
可愛いけど…私ワンピースなんて幼稚園ぶり!

「え、ちょっと…」

「いいから!絶対似合うから!ほら試着試着」

半ば強引にワンピースを抱えたまま、試着室に押し込まれた。

しょうがないので袖を通す。

実際可愛いし、着てみると思ったよりも動きやすくて快適だった。

「日向ー着れたー?」

音を立ててカーテンを開ける。

「え、可愛い!やっぱり私の思った通りだ!日向は可愛いからこういう清楚なのが似合うと思ったんだよね。骨格もきれいだからワンピース向いてるし。ウエストに絞り入ってる形だから足長く見えるし…」
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