理想を描く世界で君と
気のせいだろうか。

でもどこかモヤモヤが捨てきれない。

とりあえずそのまま家を出た。

家の前には「齋藤」の表札。

毎日玄関前を掃除しているおじいさん。

道に群がるハトやスズメ。

そこにはいつもと何も変わらない日常。

とりあえず気のせいだということにして学校へ向かった。
< 3 / 57 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop