理想を描く世界で君と
「私も、拓馬のことが好きです…よろしくお願…え?」

私が言い終わる前に拓馬が私を抱きしめた。

強く力を入れられた腕からは心地よさしか感じない。

「あー、やばい、うれしすぎる。顔、にやけるわ」

「私も」

その帰り、私たちは初めて隣に並んで手をつないだ。



それから私たちはデートをたくさんした。

キスもした。

初めてキスをした日のっ大体1か月後。

『ごめん、ちょっとだるいから今日学校休む』
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