キス、KISS、キス!─異端者と呼ばれた追放死刑の村娘、2つの顔を持つ俺様陛下の溺愛キスで幸せお腹いっぱいです!


「そうだと思ってた。こうすればお前も飲み会で美味しく楽しめるだろ?」


レオナルドがまた顔を傾けてサーシャにちゅっと可愛い音を立ててキスをする。サーシャが両手を頬にあててキューンと喜びに満ちた反応を見せる。


「甘い!美味しい!!」

「今のは飲みやすい甘い酒味な」

「レオさん天才?!みんなこんな美味しいものずっと食べてるんですか?!いいなぁ!」

「そうそう、みんなだけズルいよな。サーシャも美味しいもの食べて飲み会に参加する権利がある。騎士団員だからな」


レオナルドが青い瞳に含みを持たせて団長とルテに目配せする。

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