キス、KISS、キス!─異端者と呼ばれた追放死刑の村娘、2つの顔を持つ俺様陛下の溺愛キスで幸せお腹いっぱいです!
自分都合の考えを爆走させるレオナルドであるが、とりあえず今はお仕事として補給のお食事キッスに及ぼうとしているところだ。なのに、可愛い抵抗をされるとついつい盛り上がってしまう。
レオナルドはサーシャの両手首を、大きな手のひらでベッドに軽々と縫い留める。お食事キッスのためにサーシャに顔を寄せていくと、怯えたように首を振るのがまた堪らない気持ちにさせてくれる。
「魔法使ったら疲れただろ?俺のキス欲しくない?」
「んー」
今まで20人分の食事を作っては、ちゅ!っと触れるだけのバードキスで美味しいお食事キッスを頂いてきた。
今思えば、今思えば、あんなのまだ全然余裕で味なんて楽しめていた。
だが、300人分の食事を出して消耗したサーシャへの魔力補給は、子どもみたいな可愛いバードキッスで済まないのだ。
それこそここからは大人のキスをしないと補給が追いつかないとレオナルドから説明された。
女性を日替わりで抱くレオナルドから大人のキスだ。
そんなのはもう、ただ淫らな行為になるに決まっていた。