キス、KISS、キス!─異端者と呼ばれた追放死刑の村娘、2つの顔を持つ俺様陛下の溺愛キスで幸せお腹いっぱいです!
「使者が王自身であったか。それは話が早いの」
「カルラン様の望み、子々孫々まで守ると約束する。もう鉄砲はつくらない。だから力を貸してくれ」
カルランは跪いて頭を垂れるレオナルドを見下ろして、ふむとくちばしを赤い翼で撫でて考えた。
「お主、サーシャが好きか?」
突如方向を変えてきた質問に、レオナルドは不信感を募らせたが深く頷いた。
「愛してる」