キス、KISS、キス!─異端者と呼ばれた追放死刑の村娘、2つの顔を持つ俺様陛下の溺愛キスで幸せお腹いっぱいです!
レオナルドの大きな手に引かれて、サーシャはカルランに肩を抱かれていた体勢から抜け出してレオナルドの胸に抱き寄せられた。
レオナルドはサーシャの顎を持ち上げて、カルランを睨んだ。
「これが俺の答えだ」
「ふぁん!」
サーシャはレオナルドの大きな手のひらに後頭部をしっかり固定されて、カルラン様の見ている前でまた舌を入れられる。肉厚な舌が口の中でサーシャを愛でると、強烈な独占欲に満ち満ちた味がサーシャの脳天を痺れさせた。
赤い翼の両腕を組んだカルランはしっかりばっちり二人のキッスを見つめている。
頬が薄紅色に染まって苦しくて顔が蕩けてしまうまでレオナルドはサーシャを唇で愛でた。
「サーシャ、可愛い」