キス、KISS、キス!─異端者と呼ばれた追放死刑の村娘、2つの顔を持つ俺様陛下の溺愛キスで幸せお腹いっぱいです!

団長もルテも、騎士団員に、親衛隊、国民老若男女問わず、立会人全員にキスをせがまれて、レオナルドが手を上げて応える。サーシャはみんなに見られていて恥ずかしくて、キスへの期待にますます薄紅色に染まってしまった。


レオナルドのぶ厚い両手がサーシャの腰を抱き寄せて、薄紅色の頬を撫でた。


「サーシャ、美味しいのとえっちなのどっちがいい?」

「今は、その、美味しいので」

「じゃあ、えっちなのは後で寝室で」


レオナルドが大きな手でサーシャの後頭部をぐいっと引き寄せて究極に美しい顔でサーシャに迫る。鼻先がキスをして、レオナルドの甘い声が、狂おしいほどの誓いを述べた。


「死ぬまでずっと愛してる。

終わらせる瞬間も、愛してる。

死んでもずっと愛してる」

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