私のこと愛しすぎだよ、結多くん。




や、や、言わなくていいんじゃないかな…。

というストップをかけるよりも、結多くんのほうが早かった。



「ごめんだけどバリバリに見てるよ?え?性的に見てるよ俺。ほんとごめんだけど。
つーか好きな子だからこそ性的にも見るんだよ当たり前だ!!好きでもねえのに性的って、なんだそれなんでもありかよ……!!」



どうしよう、すごいスイッチを入れちゃったかもしれない。

それに筆っ、結多くん筆……!
そんなに握ったら折れちゃう…!



「ムッツリなんてレベル超しすぎてド、だわ!!余裕でド変態だからな俺は!!ご存知かと思いますが何かしらの理由つけて触りてえだけってのが結多の基本スタンスなんですよこんにちは…!!
ってくらいが潔くていいだろ逆に健全でしょう3周くらいしたピュアでしょうよここまで来たら!!なあ!?……ねっ、このみちゃん」



その、さいご私に聞いてくるの。

できればやめてほしい…。



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