吸血鬼の幼なじみは私だけに甘い。
***
って、ことで、保健室に行く前に。
やってきたのは澄にぃのクラス。
チラッと、
教室の中を覗いてみると...............
そこに澄にぃの姿はなくって。
「あれ?ゆるちゃん?」
私に声をかけて来たのは。
澄にぃの親友の、雪峰先輩。
澄にぃいわく、確か...............雪男だったハズ。
「あ、えっと、
雪峰先輩、澄にぃって、いま...............?」
そう尋ねると。
「今は、たぶん。生徒会室だと思うよ〜」
サラッと教えてくれた先輩。
「雪峰先輩、ありがとうございます!」
そう言って、
ペコリと頭を下げると。
今度は、生徒会室へと向かった。