吸血鬼の幼なじみは私だけに甘い。


「.........さとちゃん、おそい、
そろそろ、僕にかまって............、」



そう言いながら、
女の先輩の首筋に顔を寄せてる澄にぃの姿。



「っ、ちょ、.........かいちょ、」



女の先輩は、恥ずかしそうにしてるけど。



なんか、嫌そうじゃなくって。



見てはいけないものを、
見させられてる気分...............っ。



って、そうじゃなくって‼︎



タブレット貰わなきゃじゃん!



そう思って........................



「す、澄にぃ!」



と、大声で名前を呼んでみた。



「...............んー、ゆる、」



なんだか、
めんどくさそーに名前を呼ぶ澄にぃ。


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