君と3ヶ月の思い出を
そのあと、慧に送って貰って家に着いた。そのままあと3ヶ月何をしようって考えても全然思いつかなかった。だけど、やりたいことはいっぱいある。それは3ヶ月では収まらないほどに。あぁ、私の意気地無し。どうして今までやってこなかったんだろ。時間が限られてやっと気づくことになって、後悔するなんて。でも、3ヶ月。悔いのない思い出をつくりたい。今の自分にできること。自分の最後の思い出作りをしようじゃないか。そう思い私は引き出しから1枚の紙をとり。その紙に
『やりたいリスト』
と書いた。できるだけ多くのことがしたい。楽しみだな〜なんて。私はこの先分からない未来のことを考えながら夜どうしそれを書いていた。




次の日
朝が来る。いつも私は慧と登校するから、もうすぐ慧がくる時間になる。いつもなら前髪変じゃないかな。とか、何話そうとか。ドキドキして待っていたのに。なんか今日は違う意味でドキドキしている。昨日あんな事を言ってしまって慧は今何を思っているのだろう。だけど私の気持ちに後悔はない。今日慧と話してしっかり自分の気持ちに向き合わなくちゃ。そんなことを考えていると後ろから
「よっ!」
眠そうな顔をした慧が現れた。びっくりして返すのを忘れていた
「おはよう」
私がそういうとそういうと慧はゆっくり歩き出すから私も歩き出す。、、、どうやって話を切り出そう。慧の顔はいつもと変わらない。あんな事いったのに?気にならないの!?拗ねそうになったが、そりゃそうかと気持ちを落ち着かせ話を切り出す。
「ねぇ慧昨日のことなんだけど、」
慧が忘れてたらどうしよう、言ってしまってから思う。だけど慧は
「あぁ、3ヶ月」
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