卒業式の告白を叶えたい元教え子に、こじらせ先生は溺愛される~再会は深愛の始まり
「北見くん・・・」
近づく顔に目を閉じて、唇が重なると、体中が熱くなって、幸福感に包まれる。
そして北見くんは、私を強く抱きしめた。
「ねぇ、先生。俺の彼女になって」
「こんな私でいいの?北見くんなら若くて素敵な女性が」
「先生以外は眼中にない。先生が嫌なら、彼女はいらない」
嫌なはずがない。
だって私はもう…
「私、北見くんが好き。北見くんの彼女になりたい」
抱きしめられた腕が解かれ、北見くんは潤んだ瞳で私を見つめた。
「俺、嬉しくて泣きそう」
引き寄せられるように重なる2人の唇は、ゆっくりと愛を確かめ合う。
唇が離れると、北見くんは微笑んで、
「大好きだよ、昔も今も」
そう言って、私を抱きかかえ、ベッドまで運んだ。
「先生が俺のことしか思い出せないくらい、愛するから」
愛情が溢れ出る口づけは、大介の時に味わった事がなく、胸が高ぶる。
大介の事が頭をよぎった時、北見くんの唇が、突然離れた。
「今、前の男と重ねただろ」
「・・・ごめん。でも、もう」
「俺のことだけ考えて。過去の男の事は忘れろよ」
息をするのを忘れるくらい激しく、貪るように奪われる唇に、翻弄される。
「奈菜・・・」
耳元で名前をささやかれ、落とされる唇と、優しく体を這う手に、体中が高揚感に包まれた。
愛されるって、こんなに幸せなんだ。
ただの元教え子ではなくなっていく、北見くんとの関係。
「北見くん・・・」
「奈菜。名前で呼んで。俺を特別にしてよ」
北見くんの妖艶な瞳に、吸い込まれそうだった。
「耀・・・」
「奈菜・・・この時をどれだけ俺が待ち望んでいたか」
耀と繋がり、私を優しく抱き寄せる耀の愛に、思わず涙が零れた。
「奈菜?」
「凄く嬉しくて。愛されるって、こんなに幸せなんだって」
「俺は奈菜を絶対に悲しませないから。大好きだよ」
愛おしく突き動かされる耀の愛は、体中に幸せが流れ込み、初めて味わう感覚が、何度も身体中を駆け巡る。
こんな私・・・恥ずかしい・・・
「奈菜・・・」
耀に目線を向けると、優しく微笑んで私の頭を撫でて、
「恥ずかしがらないで・・・奈菜の乱れる姿、もっと俺に見せてよ」
その言葉に、解放された私の心と体は、耀からの甘くて蕩けそうな愛に、酔いしれた。
卒業式からの月日を埋めるように、耀と私は時が過ぎるのを忘れて、深く愛し合った。
う〜ん・・・誰かが私の頭を撫でている・・・
「奈菜、おはよう」
そうだ!私・・・
目を開けると、目の前に耀の胸元が見えた。
「お、おはよう」
見上げると耀がこっちを向いている。
「ごめん、無理させたけど、体、大丈夫?」
そう言われて、耀に乱された長い夜の事を思い出し、顔が赤くなった。
「普段の可愛い顔も好きだけど、俺を受け入れてる時の顔もいいよね、奈菜」
「もう、恥ずかしい!」
私は枕に顔を埋めた。
いたっ!こ、腰が痛い・・・
近づく顔に目を閉じて、唇が重なると、体中が熱くなって、幸福感に包まれる。
そして北見くんは、私を強く抱きしめた。
「ねぇ、先生。俺の彼女になって」
「こんな私でいいの?北見くんなら若くて素敵な女性が」
「先生以外は眼中にない。先生が嫌なら、彼女はいらない」
嫌なはずがない。
だって私はもう…
「私、北見くんが好き。北見くんの彼女になりたい」
抱きしめられた腕が解かれ、北見くんは潤んだ瞳で私を見つめた。
「俺、嬉しくて泣きそう」
引き寄せられるように重なる2人の唇は、ゆっくりと愛を確かめ合う。
唇が離れると、北見くんは微笑んで、
「大好きだよ、昔も今も」
そう言って、私を抱きかかえ、ベッドまで運んだ。
「先生が俺のことしか思い出せないくらい、愛するから」
愛情が溢れ出る口づけは、大介の時に味わった事がなく、胸が高ぶる。
大介の事が頭をよぎった時、北見くんの唇が、突然離れた。
「今、前の男と重ねただろ」
「・・・ごめん。でも、もう」
「俺のことだけ考えて。過去の男の事は忘れろよ」
息をするのを忘れるくらい激しく、貪るように奪われる唇に、翻弄される。
「奈菜・・・」
耳元で名前をささやかれ、落とされる唇と、優しく体を這う手に、体中が高揚感に包まれた。
愛されるって、こんなに幸せなんだ。
ただの元教え子ではなくなっていく、北見くんとの関係。
「北見くん・・・」
「奈菜。名前で呼んで。俺を特別にしてよ」
北見くんの妖艶な瞳に、吸い込まれそうだった。
「耀・・・」
「奈菜・・・この時をどれだけ俺が待ち望んでいたか」
耀と繋がり、私を優しく抱き寄せる耀の愛に、思わず涙が零れた。
「奈菜?」
「凄く嬉しくて。愛されるって、こんなに幸せなんだって」
「俺は奈菜を絶対に悲しませないから。大好きだよ」
愛おしく突き動かされる耀の愛は、体中に幸せが流れ込み、初めて味わう感覚が、何度も身体中を駆け巡る。
こんな私・・・恥ずかしい・・・
「奈菜・・・」
耀に目線を向けると、優しく微笑んで私の頭を撫でて、
「恥ずかしがらないで・・・奈菜の乱れる姿、もっと俺に見せてよ」
その言葉に、解放された私の心と体は、耀からの甘くて蕩けそうな愛に、酔いしれた。
卒業式からの月日を埋めるように、耀と私は時が過ぎるのを忘れて、深く愛し合った。
う〜ん・・・誰かが私の頭を撫でている・・・
「奈菜、おはよう」
そうだ!私・・・
目を開けると、目の前に耀の胸元が見えた。
「お、おはよう」
見上げると耀がこっちを向いている。
「ごめん、無理させたけど、体、大丈夫?」
そう言われて、耀に乱された長い夜の事を思い出し、顔が赤くなった。
「普段の可愛い顔も好きだけど、俺を受け入れてる時の顔もいいよね、奈菜」
「もう、恥ずかしい!」
私は枕に顔を埋めた。
いたっ!こ、腰が痛い・・・