卒業式の告白を叶えたい元教え子に、こじらせ先生は溺愛される~再会は深愛の始まり
【卒業式の告白を叶える~耀】
奈菜と再会して、あっという間に月日が流れていく。
再会してからは、それまで我慢していた想いが溢れだした。
今は俺の傍に奈菜がいる。
奈菜と再会するまでの切ない日々。
それを埋めるのに十分なほど、今は幸せの日々だ。
そして、今日、ようやくあの日の約束を果たすことが出来る。
深紅の小さな箱を開けて、中に入っている、ピンクゴールドに小さなダイヤが付いた指輪を眺めていた。
卒業式の日にした、新庄先生への告白。
それを叶える日を迎える事が出来た。
胸がいっぱいになる。
届かなかった先生への想いに、苦しんだ。
1度は諦めた先生への想い。
そんな俺に、女神は微笑んだ。
新庄先生は、奈菜として俺の前にいる。
「ねぇ、耀-」
リビングから奈菜が呼んでいた。
俺は指輪を箱に戻し、コートの内ポケットに入れ、リビングへと向かった。
「どうした?」
「先生にお土産買っていくから、お店に寄ってくれる?」
「あぁ、いいよ」
躊躇していた奈菜は、先生に会えるのが楽しみみたいで、嬉しそうだった。
「奈菜、そろそろ出掛けるけど、準備出来た?」
「うん、大丈夫」
「じゃあ、行こうか」
2人で車に乗り、俺の母校に向かった。
再会してからは、それまで我慢していた想いが溢れだした。
今は俺の傍に奈菜がいる。
奈菜と再会するまでの切ない日々。
それを埋めるのに十分なほど、今は幸せの日々だ。
そして、今日、ようやくあの日の約束を果たすことが出来る。
深紅の小さな箱を開けて、中に入っている、ピンクゴールドに小さなダイヤが付いた指輪を眺めていた。
卒業式の日にした、新庄先生への告白。
それを叶える日を迎える事が出来た。
胸がいっぱいになる。
届かなかった先生への想いに、苦しんだ。
1度は諦めた先生への想い。
そんな俺に、女神は微笑んだ。
新庄先生は、奈菜として俺の前にいる。
「ねぇ、耀-」
リビングから奈菜が呼んでいた。
俺は指輪を箱に戻し、コートの内ポケットに入れ、リビングへと向かった。
「どうした?」
「先生にお土産買っていくから、お店に寄ってくれる?」
「あぁ、いいよ」
躊躇していた奈菜は、先生に会えるのが楽しみみたいで、嬉しそうだった。
「奈菜、そろそろ出掛けるけど、準備出来た?」
「うん、大丈夫」
「じゃあ、行こうか」
2人で車に乗り、俺の母校に向かった。