ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
目立つ金色の髪は一つにまとめてフワフワとポニーテールにしていて、モリモリと盛ったつけまつ毛に縁どられた目はキラキラと輝いている。凶器になりそうなほどに長いつけ爪は、オーロラ色に光っていた。
教会から支給されたのであろうシスター服に身を包んだ身体は健康的に引き締まっていて、改造したらしい短いスカートからのぞく足はすらりとしている。
聖女エミは、満面の笑みを浮かべて、ビシっとピースを決める。
「どうも、聖女で~す! ギャルだよ~~! あたしのことは、エミたそって呼んでね、ダーリン♥ よろよろ~~♡」
ダーリンと呼ばれたディルのまとう空気の温度が速やかに急降下するのを感じたセバスチャンは、すうっと気が遠くなるのを感じた。誠心誠意仕えるのは、少し難しいかもしれない。
教会から支給されたのであろうシスター服に身を包んだ身体は健康的に引き締まっていて、改造したらしい短いスカートからのぞく足はすらりとしている。
聖女エミは、満面の笑みを浮かべて、ビシっとピースを決める。
「どうも、聖女で~す! ギャルだよ~~! あたしのことは、エミたそって呼んでね、ダーリン♥ よろよろ~~♡」
ダーリンと呼ばれたディルのまとう空気の温度が速やかに急降下するのを感じたセバスチャンは、すうっと気が遠くなるのを感じた。誠心誠意仕えるのは、少し難しいかもしれない。