ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
「かなり初めからではないか! なんというかこれは、その……、すまない、つい調子に乗った……」
「べ、別にいいよ! っていうか、あの……、こうやって自分からスキンシップ取ってくるハクシャクって激レアだからさぁ、嬉しかったってゆーかぁ……」
ディルのシャツの裾を、エミが遠慮がちに引っ張った。化粧をしていないためか、いつもより幼く見えるくりくりとした目が、熱っぽくディルを見つめる。
「あの、つづきを期待してもいい感じ……?」
可愛らしいエミの誘い文句に、ディルの理性が一瞬で蒸発した。間髪入れずに、ディルはエミを抱きしめる。二人の距離が一気に近くなった。
「いいのか……? 今日は、おそらく最後まですることになるぞ……」
ディルはエミの耳元でささやく。ずいぶん余裕をなくしたような切羽詰まった声に、エミは真っ赤になってコクリと大きく頷いた。
「大丈夫、だと思う……」
「……その言葉、後悔するんじゃないぞ」
ディルは抱きすくめるようにエミをベッド押し倒し、唇を重ねた。お互いの唇の柔らかさを確かめあうように、二人は何度も角度を変えてキスをする。
「んっ……。ふぅ……♡」
「べ、別にいいよ! っていうか、あの……、こうやって自分からスキンシップ取ってくるハクシャクって激レアだからさぁ、嬉しかったってゆーかぁ……」
ディルのシャツの裾を、エミが遠慮がちに引っ張った。化粧をしていないためか、いつもより幼く見えるくりくりとした目が、熱っぽくディルを見つめる。
「あの、つづきを期待してもいい感じ……?」
可愛らしいエミの誘い文句に、ディルの理性が一瞬で蒸発した。間髪入れずに、ディルはエミを抱きしめる。二人の距離が一気に近くなった。
「いいのか……? 今日は、おそらく最後まですることになるぞ……」
ディルはエミの耳元でささやく。ずいぶん余裕をなくしたような切羽詰まった声に、エミは真っ赤になってコクリと大きく頷いた。
「大丈夫、だと思う……」
「……その言葉、後悔するんじゃないぞ」
ディルは抱きすくめるようにエミをベッド押し倒し、唇を重ねた。お互いの唇の柔らかさを確かめあうように、二人は何度も角度を変えてキスをする。
「んっ……。ふぅ……♡」