ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
「……ッ、舌をだせ。噛むなよ」
少し開けられた唇の隙間から、ディルは舌をいれてこじ開けた。
エミは一瞬驚いたように目を見開いたものの、すぐに目を閉じてディルの舌を受け入れた。深い口づけはまるで麻薬のように、エミの身体に不思議な多幸感をもたらし、抵抗する力を奪っていく。
一方ディルはキスを堪能しながら、抜かりなくエミのガウンのあわせ紐を器用に解いた。ほっそりとした肩口からするりと寝衣が剥がれ落ちる。
エミのすらりとした上半身があらわになり、大きな窓から入る夕日に照らされた。
キスに夢中になっているあいだに、いつの間にか服を脱がされたエミは、恥ずかしさのあまりディルの視線から逃げるように体をよじる。
貪るような口づけをやめて、ディルはじっとエミの肢体を見つめた。
「ああ、よかった。今日はこの前みたいにコルセットをつけてないんだな」
「あれはメアちんがあたしのことをいろいろ思ってやってくれたことで……、きゃっ」
「こら、隠すんじゃない」
少し開けられた唇の隙間から、ディルは舌をいれてこじ開けた。
エミは一瞬驚いたように目を見開いたものの、すぐに目を閉じてディルの舌を受け入れた。深い口づけはまるで麻薬のように、エミの身体に不思議な多幸感をもたらし、抵抗する力を奪っていく。
一方ディルはキスを堪能しながら、抜かりなくエミのガウンのあわせ紐を器用に解いた。ほっそりとした肩口からするりと寝衣が剥がれ落ちる。
エミのすらりとした上半身があらわになり、大きな窓から入る夕日に照らされた。
キスに夢中になっているあいだに、いつの間にか服を脱がされたエミは、恥ずかしさのあまりディルの視線から逃げるように体をよじる。
貪るような口づけをやめて、ディルはじっとエミの肢体を見つめた。
「ああ、よかった。今日はこの前みたいにコルセットをつけてないんだな」
「あれはメアちんがあたしのことをいろいろ思ってやってくれたことで……、きゃっ」
「こら、隠すんじゃない」