ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
 ショーツの紐をするりと解いてエミを一糸纏わぬ姿にすると、しとどに濡れた秘所に自らをこすりつけながら、まるで貪るようにエミの身体中に口づけをする。時には繊細に、時には噛みつくように。あっという間に、夕日の光に照らされたエミの無垢な身体に赤い花が散っていく。

「あっ……。はぁ……」

 彼の緩やかな腰の動きに翻弄され、エミは淫らにあえいだ。ディルから与えられる甘やかな口づけと気まぐれな快楽は、あまり経験のないエミの身体にはあまりに刺激が強い。
 ディルの一挙一動に、エミの柔らかなあわいがとろとろに蕩けていく。その場所に、ディルの熱がぐいぐいと押しつけられる。

「あっ、うぅ……。……んぁ……」
「くっ、よく……濡れているな。気を抜くと達してしまいそうだ……」
「んっ……♡ ハクシャクも、気持ちいいの……? うれしい……」

 エミはディルの厚い背中に腕をまわし、甘えるように鼻先を胸に頬をすり寄せた。ディルもそれに応え、エミを抱き寄せる。
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