ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
聖女、後悔する! ※
ぞんぶんに小さな舌で愛撫された後、エミはディルの胸にしなだれかかり、半ば押し倒すように胸の上にのってきた。
「……ふッ、ぅん……」
とろんとした顔のエミが、ディルの唇に柔らかな接吻の雨を降らす。角度を変えながら、むに、むにと柔らかな唇が押し当てられる。
「……ねえ、ハクシャクだぁいすき……♡」
気まぐれに顔をあげたエミは、至近距離でディルを見つめながら蠱惑的に微笑んだ。
媚薬を飲んだエミはやけに積極的で、ディルは大いに動揺していた。いつもは見つめるだけで「イケメンすぎて照れぴ~~」とかなんとか大騒ぎするエミが、自分からキスをしてきたのだ。これは異常事態である。
ディルの腹の上にまたがっているエミの夜着は乱れ、太ももがしどけなく露わになっていた。なんとなく、見てはいけないものを見てしまっているような背徳的な気持ちにさせられる。
「せ、聖女よ、ちょっと度が過ぎるのでは……」
咎めるようなディルの言葉を遮るように、エミは彼の手を取って首をかしげた。
「あのね、……こーゆーときは、好きに触っていいんだよ?」
「また、お前はそういうことを言う……ッ」
「……ふッ、ぅん……」
とろんとした顔のエミが、ディルの唇に柔らかな接吻の雨を降らす。角度を変えながら、むに、むにと柔らかな唇が押し当てられる。
「……ねえ、ハクシャクだぁいすき……♡」
気まぐれに顔をあげたエミは、至近距離でディルを見つめながら蠱惑的に微笑んだ。
媚薬を飲んだエミはやけに積極的で、ディルは大いに動揺していた。いつもは見つめるだけで「イケメンすぎて照れぴ~~」とかなんとか大騒ぎするエミが、自分からキスをしてきたのだ。これは異常事態である。
ディルの腹の上にまたがっているエミの夜着は乱れ、太ももがしどけなく露わになっていた。なんとなく、見てはいけないものを見てしまっているような背徳的な気持ちにさせられる。
「せ、聖女よ、ちょっと度が過ぎるのでは……」
咎めるようなディルの言葉を遮るように、エミは彼の手を取って首をかしげた。
「あのね、……こーゆーときは、好きに触っていいんだよ?」
「また、お前はそういうことを言う……ッ」