ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
「そんなんじゃないよぉ。みんな、本当はサクぴにお近づきになりたくてあたしに接近してる感じじゃん? あたしだって、それくらいは気づくもんね」
「一部はそうかもしれないけど、そうじゃない人もいるよ。誰か気になった人がいたら、喜んで紹介するからね。今からでもあの冷血伯爵との婚約破棄くらい、私がなんとかしてあげる!」
「あたしはハクシャクにベタ惚れだから間に合ってま~す♡」
「えー、せっかくそこそこの家門のご令息たちを集めたのに、残念。まあ、それはとにかく、やっぱりエミたそのドレスはピンク色にして大正解だったわ。エミたその可憐でかわいらしい感じが引き立ってるもの。アクセサリーもメイクも完璧だし、私ったらプロデューサーとしての才能が芽生えたのかも。このままファッション系の事業にも手を出しちゃおうかしら。また儲かっちゃって困るわぁ!」
怪しげな笑みを浮かべるサクラに、エミは苦笑して話題を変えた。
「サクぴ、そういえばね、魔法の授業のことで相談があるんだぁ。また新しい魔道士の先生を紹介してもらえない?」
突然のエミからのお願いに、サクラはぎょっとする。
「一部はそうかもしれないけど、そうじゃない人もいるよ。誰か気になった人がいたら、喜んで紹介するからね。今からでもあの冷血伯爵との婚約破棄くらい、私がなんとかしてあげる!」
「あたしはハクシャクにベタ惚れだから間に合ってま~す♡」
「えー、せっかくそこそこの家門のご令息たちを集めたのに、残念。まあ、それはとにかく、やっぱりエミたそのドレスはピンク色にして大正解だったわ。エミたその可憐でかわいらしい感じが引き立ってるもの。アクセサリーもメイクも完璧だし、私ったらプロデューサーとしての才能が芽生えたのかも。このままファッション系の事業にも手を出しちゃおうかしら。また儲かっちゃって困るわぁ!」
怪しげな笑みを浮かべるサクラに、エミは苦笑して話題を変えた。
「サクぴ、そういえばね、魔法の授業のことで相談があるんだぁ。また新しい魔道士の先生を紹介してもらえない?」
突然のエミからのお願いに、サクラはぎょっとする。