ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
「あらぁ、サクラ様はわたくしに貸しができましたわよね? まあ、お顔がよろしい殿方と出会える席を設けてくだされば、全部チャラにしてさしあげましょう! サクラ様の人脈があれば簡単でしょう?」
「えっ、ちょっと待って! なんでこの流れでアンタのために私が合コンのセッティングしなきゃいけないのよ! 反省したって言うのは嘘だったの?」
「おほほ、それとこれとは別問題ですわよぉ。わたくし、転んでもただでは起き上がりませんわ。王子と婚約破棄した今、わたくしに必要なのは次の出会い! というわけで、期待していますわ!」
アレキセーヌは手をひらひらとさせ、屈強な騎士たちを引き連れて去って行く。どうやらサクラが合コンを開くのは決定事項になってしまったらしい。あまりに強引な手腕に、さすがのサクラも唖然としている。
「や~ん、アッちゃんってば超スッキリした顔してたね!」
「すがすがしいまでにエリックに未練がないっぽいわね。なんだかここまで来ると、エリックがちょっとかわいそうになってくるわ」
「えっ、ちょっと待って! なんでこの流れでアンタのために私が合コンのセッティングしなきゃいけないのよ! 反省したって言うのは嘘だったの?」
「おほほ、それとこれとは別問題ですわよぉ。わたくし、転んでもただでは起き上がりませんわ。王子と婚約破棄した今、わたくしに必要なのは次の出会い! というわけで、期待していますわ!」
アレキセーヌは手をひらひらとさせ、屈強な騎士たちを引き連れて去って行く。どうやらサクラが合コンを開くのは決定事項になってしまったらしい。あまりに強引な手腕に、さすがのサクラも唖然としている。
「や~ん、アッちゃんってば超スッキリした顔してたね!」
「すがすがしいまでにエリックに未練がないっぽいわね。なんだかここまで来ると、エリックがちょっとかわいそうになってくるわ」