ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
「エミとの子供であれば、絶対に可愛い。間違いない。幸せな将来が約束されすぎている……。参考までに、お前は何人子供を望んでいるんだ?」
急に質問がとんできたエミは一瞬驚いた顔をして、はにかむように答えた。
「えーっとね、ディルとだったら、何人でもほしいかも?」
「――ッ!? 何人でも!?」
「うん♡」
「……お前は私をその気にさせるのがうまいな。では、とりあえず頑張るとしよう」
「えっ、今から!? ――ひゃんっ」
ディルの唇が、エミの肩口に触れる。ディルの男根は、再び硬度を取りもどしつつあった。ガシュバイフェンに戻ってきたディルは、首都にいたときほど殺人的な仕事量をこなす必要はない。つまり、多少夜に無理をしようとも、問題ないのだ。
ディルのついばむようなキスを受けていたエミだったが、ふともじもじと身体を離す。
「あ、あのさ……、本当にあたしで、いいの?」
探るような言葉や、上目遣いで見つめてくる瞳に、かすかな不安が滲んでいる。ふたりは数多の困難を一緒に越え、そのたびに愛を育んできた。しかし、それでもエミは不安なのだろう。
急に質問がとんできたエミは一瞬驚いた顔をして、はにかむように答えた。
「えーっとね、ディルとだったら、何人でもほしいかも?」
「――ッ!? 何人でも!?」
「うん♡」
「……お前は私をその気にさせるのがうまいな。では、とりあえず頑張るとしよう」
「えっ、今から!? ――ひゃんっ」
ディルの唇が、エミの肩口に触れる。ディルの男根は、再び硬度を取りもどしつつあった。ガシュバイフェンに戻ってきたディルは、首都にいたときほど殺人的な仕事量をこなす必要はない。つまり、多少夜に無理をしようとも、問題ないのだ。
ディルのついばむようなキスを受けていたエミだったが、ふともじもじと身体を離す。
「あ、あのさ……、本当にあたしで、いいの?」
探るような言葉や、上目遣いで見つめてくる瞳に、かすかな不安が滲んでいる。ふたりは数多の困難を一緒に越え、そのたびに愛を育んできた。しかし、それでもエミは不安なのだろう。