ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
エミは息を切らして、ディルにしか聞こえないほどの小さな声で甘い声をあげる。ディルはふっと笑った。
「もっと声を出してもいいんだぞ。いつものあの騒がしさはどうした?」
エミの耳元でディルは低く囁く。吐息が耳にかかり、エミは再び小さく甘い声をあげる。
すっかり敏感になっていたエミの身体は、ディルが触れるたびにびくびくと小刻みに揺れた。しばらくエミを指でもてあそんでいたディルだったが、ふいにエミの肩に顔をうずめ、苦しそうな吐息を漏らす。
「はあっ……。思ったより、これは、クるな……。理性が飛びそうになる」
「ううっ、ハクシャク、ひどいよぉ……」
エミはふりかえって懇願するように上目遣いでディルを見た。夜の闇を思い起こさせる黒目がちの瞳はとろりと潤んでいる。それがかえって嗜虐心に火をつけてしまったのか、ディルはニヤリと笑ってエミをさらに責めたてる。
「さきに煽ったのはお前だからな」
「あおって、ないもん……、っ……あふっ……」
エミは強い快感から必死で逃げ出そうと腰を浮かしたものの、ディルの太い腕ががっしりエミをおさえているため、それもままならない。
「もっと声を出してもいいんだぞ。いつものあの騒がしさはどうした?」
エミの耳元でディルは低く囁く。吐息が耳にかかり、エミは再び小さく甘い声をあげる。
すっかり敏感になっていたエミの身体は、ディルが触れるたびにびくびくと小刻みに揺れた。しばらくエミを指でもてあそんでいたディルだったが、ふいにエミの肩に顔をうずめ、苦しそうな吐息を漏らす。
「はあっ……。思ったより、これは、クるな……。理性が飛びそうになる」
「ううっ、ハクシャク、ひどいよぉ……」
エミはふりかえって懇願するように上目遣いでディルを見た。夜の闇を思い起こさせる黒目がちの瞳はとろりと潤んでいる。それがかえって嗜虐心に火をつけてしまったのか、ディルはニヤリと笑ってエミをさらに責めたてる。
「さきに煽ったのはお前だからな」
「あおって、ないもん……、っ……あふっ……」
エミは強い快感から必死で逃げ出そうと腰を浮かしたものの、ディルの太い腕ががっしりエミをおさえているため、それもままならない。