ギャルは聖女で世界を救う! ―王子に婚約破棄されたけど、天才伯爵に溺愛されて幸せなのでおけまるです!―
◇◆
一方のディルはというと、自室のベッドルームに駆け込んでいた。ディルはドアを閉めた瞬間、荒々しい息を吐く。
あのまま再びエミの潤んだ瞳に見つめられれば、再度理性を失ってしまう可能性があった。
「は、初めてで、……あんなっ……」
脳裏にエミの細い肢体を思い浮かべ、たまらずディルは自らを慰める。長い間我慢を強いられ、痛いほどに張り詰めている。一度とりあえず達したものの、興奮は治まりそうにない。
「ああ、クソッ……」
毒づきながら、ディルは再び自らを上下にこすり始める。なにもかもが熱い。あまりの快感に、ディルはめまいを感じた。
こんなにも自分が欲情に振り回されるのは初めてで、ディルは混乱する。まったくもって、どうしてこうなったのかが分からない。
結局、ディルは自らの昂りを鎮めるのに一晩中かかる破目になり、夜明けにようやく床に倒れこむようにして眠りについたのだった。
一方のディルはというと、自室のベッドルームに駆け込んでいた。ディルはドアを閉めた瞬間、荒々しい息を吐く。
あのまま再びエミの潤んだ瞳に見つめられれば、再度理性を失ってしまう可能性があった。
「は、初めてで、……あんなっ……」
脳裏にエミの細い肢体を思い浮かべ、たまらずディルは自らを慰める。長い間我慢を強いられ、痛いほどに張り詰めている。一度とりあえず達したものの、興奮は治まりそうにない。
「ああ、クソッ……」
毒づきながら、ディルは再び自らを上下にこすり始める。なにもかもが熱い。あまりの快感に、ディルはめまいを感じた。
こんなにも自分が欲情に振り回されるのは初めてで、ディルは混乱する。まったくもって、どうしてこうなったのかが分からない。
結局、ディルは自らの昂りを鎮めるのに一晩中かかる破目になり、夜明けにようやく床に倒れこむようにして眠りについたのだった。