成長した年下王子は逃げたい年上妻を陥落させる
どこかからかうような余裕すらあるリシャールは、コルネリアの顔を覗きこむ。官能と物足りなさでぐずぐずになったコルネリアは、羞恥で頬が熱くなるのを感じながら、とうとう自らその場所に導くように腰を動かした。
ぷっくらした花芽を自らリシャールの長い指に押し当て、ようやく望むような快感を得られたコルネリアは、うっとりと小さく息をつく。
リシャールはわざとらしく目を見開いてみせた。
「ああ、なるほど。……こうして欲しかったんですね」
次の瞬間、長い指がその敏感な部分をゆっくりとなぞり上げた。
「えっ、こ、これ、あっ……んん――っ!」
コルネリアの頭のなかでなにか白い光がはじけた。強烈な快感に身体がガクガクと痙攣する。身体中が沸騰するように熱い。ややあって強烈な虚脱感が身体中を支配していく。
「はあっ、はあぁ……。んう……」
「……もう達してしまったんですね。どれだけ触ってほしかったんですか?」
「……そんなこと、いわないで……」
息を切らしたコルネリアが薄緑色の瞳に大粒の涙を浮かべると、リシャールは眼のふちにキスをして愛おしそうにその涙を舐めとった。
「可愛い。……ずっと、こうしたいと思っていたんです」
「……い、つから?」
「雷が怖いと貴女のベッドにもぐりこんでいた時から、ずっと……。ずっと、貴方のことを思っていました……」
「そんなに、前から……?」
「当たり前ですよ。ずっと弟扱いして無防備に俺をベッドのなかに招き入れてくれるから、その危機感のなさにいつも心配になったものです」
「え、ええっ……!」
コルネリアはリシャールの告白に驚いたものの、すぐにそれを気にしている場合ではなくなった。未だにひくつく花芯の下で、たっぷりと蜜を湛えた隘路にリシャールが中指を突き立てたのだ。
ぬぷ、と音を立てながら、コルネリアの媚肉はリシャールを受け入れる。
ぷっくらした花芽を自らリシャールの長い指に押し当て、ようやく望むような快感を得られたコルネリアは、うっとりと小さく息をつく。
リシャールはわざとらしく目を見開いてみせた。
「ああ、なるほど。……こうして欲しかったんですね」
次の瞬間、長い指がその敏感な部分をゆっくりとなぞり上げた。
「えっ、こ、これ、あっ……んん――っ!」
コルネリアの頭のなかでなにか白い光がはじけた。強烈な快感に身体がガクガクと痙攣する。身体中が沸騰するように熱い。ややあって強烈な虚脱感が身体中を支配していく。
「はあっ、はあぁ……。んう……」
「……もう達してしまったんですね。どれだけ触ってほしかったんですか?」
「……そんなこと、いわないで……」
息を切らしたコルネリアが薄緑色の瞳に大粒の涙を浮かべると、リシャールは眼のふちにキスをして愛おしそうにその涙を舐めとった。
「可愛い。……ずっと、こうしたいと思っていたんです」
「……い、つから?」
「雷が怖いと貴女のベッドにもぐりこんでいた時から、ずっと……。ずっと、貴方のことを思っていました……」
「そんなに、前から……?」
「当たり前ですよ。ずっと弟扱いして無防備に俺をベッドのなかに招き入れてくれるから、その危機感のなさにいつも心配になったものです」
「え、ええっ……!」
コルネリアはリシャールの告白に驚いたものの、すぐにそれを気にしている場合ではなくなった。未だにひくつく花芯の下で、たっぷりと蜜を湛えた隘路にリシャールが中指を突き立てたのだ。
ぬぷ、と音を立てながら、コルネリアの媚肉はリシャールを受け入れる。