成長した年下王子は逃げたい年上妻を陥落させる
前触れもなく新たな快感を与えられたコルネリアは、あえやかに息を漏らした。初めて挿れられた痛みもあるが、先ほどの快感の残滓がはるかにそれを凌駕する。コルネリアの子宮の辺りがふたたびズクズクとうずきだした。
きつく締める内部も強ばりをほぐすように、長い指がゆるゆると動く。開いている方の手で、リシャールはコルネリアを抱き寄せた。
「……痛みは、ないですか? ここは、最初は痛いと聞きますから。じきに指を増やします」
「だいじょうぶ……」
コルネリアは息も絶え絶えに頷く。リシャールはくしゃりと顔をしかめた。
「……その蕩けた顔、誰にも見せてはいませんよね? 貴女はお人よしだから、俺以外の男を、閨に招き入れるんじゃないかと、ピエムスタにいる間じゅうずっと気が気ではなかった」
リシャールの指が、コルネリアの胎内を探っていく。身体が、意志とは関係なくびくびくと跳ねる。ついに中を探る指は2本、3本と増やされ、静かな部屋にぐちゅぐちゅと淫靡な水音とコルネリアのあられもない嬌声が響く。
しばらくすると、コルネリアの視界が一瞬煙ったようにかすみ、彼女はあっけなく2度目の絶頂を迎えた。
「くっ……はぁっ、……ああっ……」
「ああ、こんなに蜜をたらして。たまらないな。……もう少し焦らすつもりでしたが、もう我慢の限界です」
ぐったりとベッドに身体を横たえるコルネリアをぎらついた目で見つめながら、リシャールは乱れたシャツとトラウザーズをさっと脱ぎ捨てる。
コルネリアが目にしたのは、程よく筋肉がついた締まった体と、限界までそびえ立った恕張。
「ひっ……」
興奮した状態の男性器を初めて見たコルネリアは、慄いた。挿入るわけがないと、本能が告げている。
一瞬で逃げ腰になったコルネリアの細い腕を、リシャールはあっさりと捕まえて無理やり引き寄せる。
「……ここまできて、逃げられるとでも?」
「で、でも、リシャール様……」
「大丈夫ですよ。あんなに濡れて感じていたんですから」
リシャールはコルネリアの足を強引に開くと、熱い塊をコルネリアの足の間に押し当てる。
「ま、待って」
「それは、無理なお願いです……」
リシャールは端正な顔を歪め、獰猛で荒い息を吐きながら、ゆっくりと腰を動かす。
「あっ、ああっ……」
「ああ、コルネリアのここ、気持ちがいい。……これだけで、イキそうだ……」
ぬちゅぬちゅと粘りけのある水音が二人の間に響く。コルネリアは羞恥で顔を真っ赤にした。
きつく締める内部も強ばりをほぐすように、長い指がゆるゆると動く。開いている方の手で、リシャールはコルネリアを抱き寄せた。
「……痛みは、ないですか? ここは、最初は痛いと聞きますから。じきに指を増やします」
「だいじょうぶ……」
コルネリアは息も絶え絶えに頷く。リシャールはくしゃりと顔をしかめた。
「……その蕩けた顔、誰にも見せてはいませんよね? 貴女はお人よしだから、俺以外の男を、閨に招き入れるんじゃないかと、ピエムスタにいる間じゅうずっと気が気ではなかった」
リシャールの指が、コルネリアの胎内を探っていく。身体が、意志とは関係なくびくびくと跳ねる。ついに中を探る指は2本、3本と増やされ、静かな部屋にぐちゅぐちゅと淫靡な水音とコルネリアのあられもない嬌声が響く。
しばらくすると、コルネリアの視界が一瞬煙ったようにかすみ、彼女はあっけなく2度目の絶頂を迎えた。
「くっ……はぁっ、……ああっ……」
「ああ、こんなに蜜をたらして。たまらないな。……もう少し焦らすつもりでしたが、もう我慢の限界です」
ぐったりとベッドに身体を横たえるコルネリアをぎらついた目で見つめながら、リシャールは乱れたシャツとトラウザーズをさっと脱ぎ捨てる。
コルネリアが目にしたのは、程よく筋肉がついた締まった体と、限界までそびえ立った恕張。
「ひっ……」
興奮した状態の男性器を初めて見たコルネリアは、慄いた。挿入るわけがないと、本能が告げている。
一瞬で逃げ腰になったコルネリアの細い腕を、リシャールはあっさりと捕まえて無理やり引き寄せる。
「……ここまできて、逃げられるとでも?」
「で、でも、リシャール様……」
「大丈夫ですよ。あんなに濡れて感じていたんですから」
リシャールはコルネリアの足を強引に開くと、熱い塊をコルネリアの足の間に押し当てる。
「ま、待って」
「それは、無理なお願いです……」
リシャールは端正な顔を歪め、獰猛で荒い息を吐きながら、ゆっくりと腰を動かす。
「あっ、ああっ……」
「ああ、コルネリアのここ、気持ちがいい。……これだけで、イキそうだ……」
ぬちゅぬちゅと粘りけのある水音が二人の間に響く。コルネリアは羞恥で顔を真っ赤にした。