腹黒王子の甘い寵愛。
恋同盟
次の日。
「じゃあ行こっか、朔くん!」
「そうだね瑠奈」
手を繋いで部屋を出る。
初デートの約束をしてから、朔くんがデートプランを任せて欲しいと言ってくれた。
だから、朔くんの準備が整うまで気ままに待っていようと思う。
「「「あ」」」
バッタリ出会したのは、綾野さんだった。
「あ、綾野さん……?」
「おー、覚えててくれたんだ?よかった、嬉しい」
朔くんにガッと掴まれている腕は、綾野さんのところへ行かないためのリードのようだった。
「……なんでここにいるんだよ」
「さくちゃこわーい。助けて瑠奈ちゃん」
「瑠奈に近ずくな」
「じゃあ行こっか、朔くん!」
「そうだね瑠奈」
手を繋いで部屋を出る。
初デートの約束をしてから、朔くんがデートプランを任せて欲しいと言ってくれた。
だから、朔くんの準備が整うまで気ままに待っていようと思う。
「「「あ」」」
バッタリ出会したのは、綾野さんだった。
「あ、綾野さん……?」
「おー、覚えててくれたんだ?よかった、嬉しい」
朔くんにガッと掴まれている腕は、綾野さんのところへ行かないためのリードのようだった。
「……なんでここにいるんだよ」
「さくちゃこわーい。助けて瑠奈ちゃん」
「瑠奈に近ずくな」