腹黒王子の甘い寵愛。
同居生活
1ヶ月後。
「え!?私が入れる部屋がもうない!?」
「そうなのよ」
「それは困ったね」
寮母さんと話していると、どうしてだか朔くんが向こうから歩いてきた。
相変わらず、ここ女子寮なんですけど……!
「ということで、特別に東峰様と同室になったんだけど……むしろご褒美よね」
「えっ、い、いやいや……!!」
ご、ご褒美……?
「あのっ、後輩ちゃんたちがいっぱい受け入れてくれてたはずなんですけど……」
「ああ、仲がいいところで固まっちゃうとだめだからって先生方が決めることになったのよ」
「えええっ……!そ、そうだったんですね」
「特に桜井さん女子にもモテモテで揉めちゃうからって理由で、東峰様とのことが決まったの」
「そ、そうだったんですか……」
喜んでいいんだかなんだかよくわからないよ……。
はぁ……とため息をついていると、背中にポンッと手を当てられる。
「大丈夫?もしかして僕と同じ部屋嫌だった?」
「っ……!い、嫌じゃないよ?」
そんな捨てられた子犬みたいな目をされちゃったら、何にも言えないよ……!
「え!?私が入れる部屋がもうない!?」
「そうなのよ」
「それは困ったね」
寮母さんと話していると、どうしてだか朔くんが向こうから歩いてきた。
相変わらず、ここ女子寮なんですけど……!
「ということで、特別に東峰様と同室になったんだけど……むしろご褒美よね」
「えっ、い、いやいや……!!」
ご、ご褒美……?
「あのっ、後輩ちゃんたちがいっぱい受け入れてくれてたはずなんですけど……」
「ああ、仲がいいところで固まっちゃうとだめだからって先生方が決めることになったのよ」
「えええっ……!そ、そうだったんですね」
「特に桜井さん女子にもモテモテで揉めちゃうからって理由で、東峰様とのことが決まったの」
「そ、そうだったんですか……」
喜んでいいんだかなんだかよくわからないよ……。
はぁ……とため息をついていると、背中にポンッと手を当てられる。
「大丈夫?もしかして僕と同じ部屋嫌だった?」
「っ……!い、嫌じゃないよ?」
そんな捨てられた子犬みたいな目をされちゃったら、何にも言えないよ……!