腹黒王子の甘い寵愛。
「ん……?ちがうよ、僕の婚約者じゃない」
「えっ?じゃ、じゃあ誰の?」
勘違いしちゃった瑠奈もとてつもなく可愛い……。
さりげなく手をぎゅっと握って、口を開く。
「……瑠奈の、だよ」
「えっ……?も、もももっ……もしかして!」
「もしかして?」
まさか、勘付いてた?それで、喜んでるの……?
「朔、くんが、相手……?」
「っ……!!」
現実はちがうとわかっていても、この一瞬の幻想に惑わされて心が震える。
「う、嬉しいけど……ちがうんだ」
「えっ……ええ!?さ、朔くん私のこと嫌いになっちゃった……?」
「そうじゃなくて……」
腕で口元を覆う。
瑠奈が必死に覗き込んで来てくれるのが可愛くて、たまらない。
「えっ?じゃ、じゃあ誰の?」
勘違いしちゃった瑠奈もとてつもなく可愛い……。
さりげなく手をぎゅっと握って、口を開く。
「……瑠奈の、だよ」
「えっ……?も、もももっ……もしかして!」
「もしかして?」
まさか、勘付いてた?それで、喜んでるの……?
「朔、くんが、相手……?」
「っ……!!」
現実はちがうとわかっていても、この一瞬の幻想に惑わされて心が震える。
「う、嬉しいけど……ちがうんだ」
「えっ……ええ!?さ、朔くん私のこと嫌いになっちゃった……?」
「そうじゃなくて……」
腕で口元を覆う。
瑠奈が必死に覗き込んで来てくれるのが可愛くて、たまらない。