HONEYHOLIC(3)リゾートシンデレラ~十月十日の結婚生活。ひと夏の偽恋人でしたが、双子を授かりました~
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『ベルモンドホテル赤坂』
会員制バー『プラチナ』
「私ずっと…伊集院社長のご子息だと思っていました」
「俺は婿養子で、妻の愛名が伊集院社長の娘なんだ」
「へぇー…」
樹生さんが気分転換にと私をディナーに連れ出した。
バーで伊集院柾貴・愛名夫妻と待ち合わせて四人でディナー。
コース料理を摂りながら話をした。
彼は人気作家・浅香大気として多くの小説を執筆し、愛良とも面識があった。
「私もあれから…浅香先生の小説読んでいるんですよ…」
「そうなんだ…ありがとう」
「お姉さんの愛川先生とは会ってないようだな…」
「愛良は忙しい人だから…私も病院通いで忙しいし」
「双子だもんな」
「はい」
「樹生…双子ちゃんの退院の目途は経ってないのか?」
「まぁな・・・」
私たちは顔を合わせた。
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『ベルモンドホテル赤坂』
会員制バー『プラチナ』
「私ずっと…伊集院社長のご子息だと思っていました」
「俺は婿養子で、妻の愛名が伊集院社長の娘なんだ」
「へぇー…」
樹生さんが気分転換にと私をディナーに連れ出した。
バーで伊集院柾貴・愛名夫妻と待ち合わせて四人でディナー。
コース料理を摂りながら話をした。
彼は人気作家・浅香大気として多くの小説を執筆し、愛良とも面識があった。
「私もあれから…浅香先生の小説読んでいるんですよ…」
「そうなんだ…ありがとう」
「お姉さんの愛川先生とは会ってないようだな…」
「愛良は忙しい人だから…私も病院通いで忙しいし」
「双子だもんな」
「はい」
「樹生…双子ちゃんの退院の目途は経ってないのか?」
「まぁな・・・」
私たちは顔を合わせた。