HONEYHOLIC(3)リゾートシンデレラ~十月十日の結婚生活。ひと夏の偽恋人でしたが、双子を授かりました~
エピローグ*すべてのはじまり
琉良と麗良は無事に退院。
小さく生まれた私たちの赤ちゃんだけど、緩やかに成長し、麗良の酸素治療が終えた頃に、今度は白石家一族で天空島に向かった。
私はウエディングドレスの裾を持ち、ヒールで砂浜を歩く。
「遅いぞ…恋良」
「貴方みたいにタキシード姿ならフットワークも軽いと思うけど…私はウエディングドレスですよ…」
「俺だって大変だぞ…両手に琉良と麗良を抱っこしてんだから…」
「私だってお腹に赤ちゃん居るんだから…」
「!!?今、なんていった?」
「三人目デキました!!」
「マジ!!?」
私のサプライズに彼は目を円くしていた。
「・・・次の妊娠は…一年半は空けるように奏弥さんに言われていたけど…一年ぐらいしか空いてないな…また…奏弥さんに殴られそうだな…」
私はようやく三人の元に辿り着いた。
そして、ふーっと深い息を吐いた。
小さく生まれた私たちの赤ちゃんだけど、緩やかに成長し、麗良の酸素治療が終えた頃に、今度は白石家一族で天空島に向かった。
私はウエディングドレスの裾を持ち、ヒールで砂浜を歩く。
「遅いぞ…恋良」
「貴方みたいにタキシード姿ならフットワークも軽いと思うけど…私はウエディングドレスですよ…」
「俺だって大変だぞ…両手に琉良と麗良を抱っこしてんだから…」
「私だってお腹に赤ちゃん居るんだから…」
「!!?今、なんていった?」
「三人目デキました!!」
「マジ!!?」
私のサプライズに彼は目を円くしていた。
「・・・次の妊娠は…一年半は空けるように奏弥さんに言われていたけど…一年ぐらいしか空いてないな…また…奏弥さんに殴られそうだな…」
私はようやく三人の元に辿り着いた。
そして、ふーっと深い息を吐いた。