HONEYHOLIC(3)リゾートシンデレラ~十月十日の結婚生活。ひと夏の偽恋人でしたが、双子を授かりました~
ジンクス
ディナーを終えた頃にはすっかりと夜の帳の幕はすっかりと降りて,トパーズのように白く輝く満月に近い形の月が輝いていた。
彼の部屋に入るなり、私の方から彼に迫った。
「愛良は意外と肉食女子だな…」
「肉食女子は嫌い?」
「嫌いじゃないけど…寧ろ興味をそそる…」
「そう…じゃ遠慮なくさせてもらうわ…」
「!!?いや、待てっ…やっぱり…俺がリードしたい」
彼の方がくるっと体を半回転させ、私の背中を壁に押し付け、唇を奪った。
不意に主導権も奪われてしまった。
「んっ…」
街角に立ち、色んな男性に体を売ってきたが、肌を重ねるばかりでキスには慣れてなかった。
彼のキスは巧みに私の官能を煽った。
彼の舌先が口内に入り込んでいく。
歯列のなぞられ、背筋に軽い電流が走った。
私も必死に彼の舌に舌を絡めながら、官能を煽る。
唇を離した瞬間は互いの唇にねっとりした白い糸が引いた。
「俺を誘ってる割にはキスが余り上手くない…どうして?」
「さあね…」
彼の方が一枚上手だった。
彼の部屋に入るなり、私の方から彼に迫った。
「愛良は意外と肉食女子だな…」
「肉食女子は嫌い?」
「嫌いじゃないけど…寧ろ興味をそそる…」
「そう…じゃ遠慮なくさせてもらうわ…」
「!!?いや、待てっ…やっぱり…俺がリードしたい」
彼の方がくるっと体を半回転させ、私の背中を壁に押し付け、唇を奪った。
不意に主導権も奪われてしまった。
「んっ…」
街角に立ち、色んな男性に体を売ってきたが、肌を重ねるばかりでキスには慣れてなかった。
彼のキスは巧みに私の官能を煽った。
彼の舌先が口内に入り込んでいく。
歯列のなぞられ、背筋に軽い電流が走った。
私も必死に彼の舌に舌を絡めながら、官能を煽る。
唇を離した瞬間は互いの唇にねっとりした白い糸が引いた。
「俺を誘ってる割にはキスが余り上手くない…どうして?」
「さあね…」
彼の方が一枚上手だった。