HONEYHOLIC(3)リゾートシンデレラ~十月十日の結婚生活。ひと夏の偽恋人でしたが、双子を授かりました~
天空島で過ごした日々から一ヵ月半近く、再び偽恋人になったと言うのに。
彼は私に触れて来なかった。
それがもどかしくて感じ、彼を見ると幾度も体が疼いた。
「ここは社内…誰かがノックして入ってきたら、どうするんですか?」
「じゃ君からはキスのプレゼントを貰うよ」
「はぁ?」
甘い蜜を味わうように降り注ぐキスの雨。
彼が私の上唇を甘噛みし、するっと湿った舌先が口内に入った。
歯列を舌先で器用に舐める。
彼はキスが上手な男性。
下肢に感じる疼き。
長く官能的なキスのせいで呼吸が苦しく、軽い酸欠を起こした。
「ゴメン…」
彼は私の表情を見て、謝った。
「・・・大丈夫です…」
「・・・あのさ…」
でも、酸欠の後、急に吐き気を感じてそのまま執務室を出た。
「狩野さん!!?」
彼は私に触れて来なかった。
それがもどかしくて感じ、彼を見ると幾度も体が疼いた。
「ここは社内…誰かがノックして入ってきたら、どうするんですか?」
「じゃ君からはキスのプレゼントを貰うよ」
「はぁ?」
甘い蜜を味わうように降り注ぐキスの雨。
彼が私の上唇を甘噛みし、するっと湿った舌先が口内に入った。
歯列を舌先で器用に舐める。
彼はキスが上手な男性。
下肢に感じる疼き。
長く官能的なキスのせいで呼吸が苦しく、軽い酸欠を起こした。
「ゴメン…」
彼は私の表情を見て、謝った。
「・・・大丈夫です…」
「・・・あのさ…」
でも、酸欠の後、急に吐き気を感じてそのまま執務室を出た。
「狩野さん!!?」