White Star Love
高校一年の秋から一年間、私にも彼氏がいた。

彼は陸上部の部長候補で陸上部員の期待だった。

彼に告白された時は悩んだが、彼の顔に一目惚れしてしまったのかもしれない。

熱意のこもった真っすぐな瞳、凛々しい顔立ち、
彼を見ていたら、その瞳に吸い込まれそうになってOKした。

半年が過ぎて二年になった春。
学力テストが終わり、学校が早く終わったので二人でカラオケに行った。

いつもの様に歌っていると、彼が急に抱きしめて来た。

その頃の私たちは軽いキスとか手を繋いでデートくらいで抱きしめられるのは初めてだった。

「ちょっと…どうしたの?
痛いよ。」

「…」

「ねぇ?」

「……好きだ。」

「?なんだぁ〜あたしも好きだよ。」

「ならいいよな?」

「えっ?」

そう言ったとたん、彼は私をソファーに押し倒して制服を脱がせ始めた。

とっさに何をされるのか理解した私は必死に抵抗した。
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