絶交ゲーム
☆☆☆
翌日目を覚ましたのはまだ朝日が登らない時間だった。
今日の朝100万ポイントが手に入ると思うと楽しみで、うまあく寝付くこともできなかった。
日付は変わっていたのでもしかしたらとゲームを立ち上げてみると、すでに念願だった100万ポイントが入っていることがわかった。
「やった!」
ベッドの上でガッツポーズを作る。
そしてさっそく100万円分の電子マネーに変換する。
これで当分は遊んで暮らすことができる。
その間にまた誰かを絶交させれば、永遠に仕事なんてしなくていいんだ。
私の頭にはそんな未来のことしか浮かんでこなかった。
そうだ、このポイントで久しぶりに詩子になにか奢ってあげよう。
最近距離ができていたけれど、これを見れば詩子だってきっと考えを改めてくれるはずだ。
このアプリがどれだけ素晴らしいものか、わかってくれるはずだ。
そう思うと楽しくなって、自然と鼻歌が出てきたのだった。
翌日目を覚ましたのはまだ朝日が登らない時間だった。
今日の朝100万ポイントが手に入ると思うと楽しみで、うまあく寝付くこともできなかった。
日付は変わっていたのでもしかしたらとゲームを立ち上げてみると、すでに念願だった100万ポイントが入っていることがわかった。
「やった!」
ベッドの上でガッツポーズを作る。
そしてさっそく100万円分の電子マネーに変換する。
これで当分は遊んで暮らすことができる。
その間にまた誰かを絶交させれば、永遠に仕事なんてしなくていいんだ。
私の頭にはそんな未来のことしか浮かんでこなかった。
そうだ、このポイントで久しぶりに詩子になにか奢ってあげよう。
最近距離ができていたけれど、これを見れば詩子だってきっと考えを改めてくれるはずだ。
このアプリがどれだけ素晴らしいものか、わかってくれるはずだ。
そう思うと楽しくなって、自然と鼻歌が出てきたのだった。